パラレルワールド・ラブストーリー

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)




相反する二つの話しが近づいたり遠ざかりしながら収束していく
こういう作品を書かせると東野圭吾は天下一品である。
早く結末が知りたくて、一気に読み終えてしまった。


科学的な要素を含んでいる作品の方が納得できるのは
自分が理系の人間であることを再認識させられる。


シビアな場面で友情と愛情の二者択一を迫られた場合、
自分はどちらを選択するのだろうか。
そういう場面に直面したくないと思いつつ、興味があるのも事実である。