蒲生邸事件

蒲生邸事件 (文春文庫)

蒲生邸事件 (文春文庫)




かなり良い。
主人公が居て、タイムトリップしたという描き方でなく、
時代を描くために、未来から主人公をタイムトリップさせてきた。
そんな印象を受けた。
昭和11年という時代を非常に瑞々しく描いている。


話の終わり方も、切なくて温かい。